今年もマリンダイビングフェアに行ってきた。ここしばらくフォトコンには応募していないので以前のように「授賞式」というイベントもないんだけど、とりあえず市場チェック。…が、メーカーのブースが少なくていまいちだったなあ。
毎年入口近くに大きなブースを構えているのがオリンパスだ。でも今年は寂しい。ハイアマチュア向けの水中撮影システムが全滅し、将来の希望も見えてこない状況だ。
唯一のハインエンドコンパクト水中撮影システムだったSP-560UZだけど、新製品SP-570UZではハウジングの発売無しとなった。
一眼のほうは…、これまた唯一のE-410。結構売れていたようにも思えていた（海では結構見かけた）んだけど、これももうE-410のアクセサリ情報ページからハウジングが消えているし、実際入手も困難なようだ。そしてこれまた新製品のE-420ではハウジングの発表無し。
残念ながらオリンパスはハイアマチュア向けの水中撮影システムを売ることをやめてしまう方向のように見える。
もちろんオリンパスが出さなくてもサードパーティーの製品などもあるので、撮影の手段が全くないというわけではない。ただ低価格なコンパクトデジカメからステップアップしようとするホビーユーザーにとって価格面の敷居が相当高く、そのギャップを今まで埋めてくれいていたのが唯一オリンパスだったことを思うと、この流れはとても残念でならない。
