BitArts Blog

ロードバイク通勤のRubyプログラマで伊豆ダイバー。の個人的なブログ。

(潜)海中に持ち込める金属

ダイビングではカメラ、スレート、指示棒、リール、フロートなど色々なアイテムを体にぶら下げて潜る。一般ダイバーではそれほどでもないけど、ガイドになるとぶら下げるアイテムはどんどん増えて派手なちんどんや状態。ぶら下げるにはナスカンカラビナなどを使うんだけど、ダイビングショップで買うと割高だったりするので、ホームセンターや、できれば100均などを活用する。

もちろんどんな素材でも大丈夫なわけではない。プラスチックなどの樹脂製のものは基本的に問題ないとして、問題は金属製のフック類やキーリング。

キーリングはキーホルダーパーツとして売ってるのはスチール、ニッケルめっきのものが多いんだけどこれは1ダイブで即錆びる。ただリングについては多少錆びてもすぐに壊れるわけじゃないので気にならなければ使ってもいいと思う。錆びがイヤならステンレス製かブロンズ製がいいんだけど、あまり売ってないような。見つけたら即確保しておこう。

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↑これはスイベル(回転)タイプのナスカン。大きさは違うけど、左からアルミ製、ステンレス製、ブロンズ製。海中でそれなりに使った中古だけど、アルミのものはすでにスイベル接合部が腐食して外れそうになっている。一方ステンレス製のものは新品同様。ブロンズ製のは(写真のものは新品)使い込むと多少色がくすんでくるけど問題ない。このタイプのナスカンは、ブロンズ製600円に対してステンレス製1,000円以上という感じでステンレスが高い。でも小型のスイベルタイプはステンレス製しか見たことが無いような。

そこらの100均ではアルミ製のキーホルダーカラビナが色々売られていて、ダイビングで使ってもとりあえず錆びないし暫くは何の問題もないんだけど、いきなり壊れて大事なアイテムが海底に沈んでしまうこともあるから注意。

僕の結論としては、ステンレス最強だけど高価。あるならブロンズで。アルミは用途によるけど、いきなり壊れるので怖い。それ以外の金属は海中に持ち込みたくないです。

コメント

2008/7/29 14:53 from まさやくん

アルミ製のキーホルダーカラビナは「カラビナではない」ということを覚えておきましょう。

そして本物のカラビナは、アルミ製でも静荷重で数トンクラスの強度があるので、いざというときに命を繋ぐ道具になります。

茄子環は、強度はないものの便利なもので、入手性もオカダヤとかユザワヤとかキンカなどなど手芸店で手軽に買えるのがお気楽です。

キーリングはコ○ヨなど事務用品で売られていますので、そういったものを文具店などで買ってくるとカラビナをキーホルダに活用できます。

海に持ち込むならば、ステンレスかチタンでしょうかね。