BitArts Blog

ロードバイク通勤のRubyプログラマで伊豆ダイバー。の個人的なブログ。

(潜)スレート

先日、指示棒を紹介したけど、ガイドダイバー必携アイテムのもうひとつは、水中でお魚の説明をするのに使うのでおなじみの「スレート」。一般的なタイプは磁気式の、いわゆる「タカラのせんせい」。これを持ってないガイドはいないよね。裏は鉛筆で書けるようになっていたりするのでメモをとるのにも非常に重宝する。

圧倒的定番は僕も使っている「クエスト」という製品。他のものも試してみたけど、今のところ結局これが一番使い勝手がいいという印象。

ただしこれ、使い勝手はいいんだけど、いくつか欠点があるので自力で改良が必要。そういば僕のクエスト(2代目)もだいぶオリジナリティが出てきているのでした。

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まず大きさがそれなりなのでポケットには入らないからBCのDリングにぶら下げておくほかない。しかし付属のプラスチックのフックは使い勝手が悪すぎるのでまずこれの交換が必須。僕はリトラクター(バネリールでビヨーンって伸びるやつ)を使っているけど、陸上では思いがけないところでビヨーンとなってしまうことがあるのでナスカンを追加して陸上ではBCに固定するようにしている。ロック機能付きのリトラクターでもいいんだけど、あまり使い勝手の良さそうなものが見つかっていない。

次の問題はペンを繋ぐひも。これは単なるひもでそれなりに長く、何かにひっかかってすぐにペンホルダーからペンが外れてしまう(裏側にペンホルダーがある)。1ダイブ無事であることは稀でほとんどの場合ペンがぶらぶらとぶら下がった状態になってる。これがホースとかに絡まるとめんどくさい。…ということで、100均で買った携帯ストラップのコイルランヤードに交換(これはできるだけ柔らかいものが良いので丁度いいものを探してね)。さらにペンホルダーから外れにくいように、滑り止めとしてペンに電工用のテープを巻いた。これは効果絶大で、ペンが外れてしまうことがほとんどなくなって非常に快適。

まだある。次の問題はキーリングの取り付け部分。ここの作りがちゃちで、酷使するとすぐに壊れて相棒クエストは奈落の底に落ちてしまう。ここは師匠のアドバイスで、ベルトを使って取り付け部を作った。クエストの構造は単純で、簡単に分解できるから、色々いじれるよ。