BitArts Blog

ロードバイク通勤のRubyプログラマで伊豆ダイバー。の個人的なブログ。

(潜)水中ライト(INON LE250)

待望のCREEな水中ライトということで買ってみた。INON LE250

目的は長年使ってきたIK-50の後継。水中ライトと言うと、去年ダークバスターECOっていうHIDライトを買ったんだけど、これの問題点としては大きさと重さの問題から、カメラなどと一緒に持って潜る気がしないということと、バッテリーが取り外せないので飛行機の手荷物で預けられないということ。なので電池式の小型ライトも必要なのだ。

IK-50というのは単三電池×6本も使うパワフルなハロゲンライト。シリーズで一番コンパクトなのに一番明るい名機だと思います。手軽に携帯できて、ガイディングもナイトダイビングもこれで十分こなせた。たまに調子悪くなるけど意外に壊れない。でももうさすがに古い(TUSAではもうカタログ落ちしてるみたいだし)。世の中には単三×1~2本で白くて明るいLEDライトがいくらでも存在する時代なのに、水中ライトは完全に遅れている。

やっと出たのが、これ。INONというのがまたマニアック。

INON LE250

アルミ合金のボディはタクティカルライト風でかっこいい。水中ライトっぽくなくイマドキのフラッシュライトという感じのデザイン。ヘッド部には滑り止めのためのOリングが巻いてあって、取り外しやすくなっている。気が利いているなあ。

次回海に行く予定がまだ立ってないので、とりあえず暗くした部屋で照射してみた。

まず、いま自転車で使っているL2D Premium 100よりもかなり明るい。そもそも「L2Dクラス」の水中ライトがずっと欲しかったので、3xAAとはいえここまで明るいのは期待以上。ダークバスターECOと比べると…、うそーん!体感的にはあまり違いがない。これはLE250のほうがスポット光なので明るく感じるのだろう。ダークバスターはカバーを外すと超ワイドになるので周辺光を考えればダークバスターのほうが間違いなく明るいはず。でも通常のダイビング用にはスポットな集光のほうが使いやすいんだよね。

カタログスペックでは、ダークバスターECOが500ルーメン、LE250が250ルーメン、L2D Premium 100が175ルーメン。体感的には
L2D <<<< LE250 < DBECO
という感じでL2DよりもダークバスターECOに近い。

あと色がかなりいい感じ。カタログスペック上は、ダークバスターECOもLE250も色温度6,000Kと同じはずなんだけど、実際にはダークバスターのほうがかなり青い。LE250のほうがもう少し色温度が低くて自然な色なのだ。付属の拡散フィルタを付けると非常にふんわりいい感じで、さすが撮影器材メーカーの製品というところなのかな。ビデオ派の人はもうクアッドライトホルダー買っちゃいなよ!と言ってしまいたい。

困ったことに高価なダークバスターECOの出番がなくなってしまいそうですが、周辺光が強力なのでナイトダイビングでは依然活躍できるでしょう。ということにしておきます。

DARKBUSTER ECO + LE250 + IK-50

ダークバスターECOと比べると長さは同じくらいだけど、、もちろん大きさは比べるまでもない。

自転車でも使いたくなるが、ランタイムは2時間ちょっとで調光機能もないのでちょっと厳しいか。ランタイムといい集光といい色温度といい、見た目以上にダイビング向けという印象。