[ 目次 ] HappyChamber
インストール

 インストールがうまくできない方のために、有償によるインストールサービスを実施しておりますが、管理をしていく上で大切な知識にもなりますので、できるだけご自分でインストールされる事をお勧めします。


HappyChamberのインストール

 ご利用のシステム環境によって、インストール方法は異なります。ここでは、一般的なプロバイダ等で使われている、UNIXシステムのユーザーホームディレクトリのpublic_htmlにインストールする方法を解説します。以下の解説では、ホームページのURLが、http://www.pixy.ne.jp/~miyamae/で、ホームディレクトリが、/home/miyamaeであると仮定しています。

 配布ファイルchamberX.X.X.tar.gz(Xはバージョン番号)をサーバのpublic_html以下の適当な場所(例では~/public_html/bbs)にFTP等で転送ます。次にサーバへTelnetでログインし、以下のようにして展開します。(Telnetが使えない環境ではクライアント側で展開してからFTP転送、FTPでパーミッション設定を行いますが、ここではその詳細解説は割愛します)

gzip -d chamber-X.X.X.tar.gz
tar xfp chamber-X.X.X.tar

 次に、Perlインタプリタの所在を確認してください。where perlと入力するとわかります。わからない場合はプロバイダに問い合わせてください。もし、/usr/binの位置にperlが存在しない場合は、srcディレクトリの下にある、chamber.cgi、about.cgi、create.plの1行目を、適切なパスに書き直してください。例えば以下のようになります。

#!/usr/local/bin/perl

 最後に、以下のように、ファイルが正しくコピーされ、パーミッションが正しく設定されているかどうか十分に確認してください。

drwxr-xr-x (755) ~/public_html/
    drwxr-xr-x (755) bbs/
        -rw-r--r-- (644) .htaccess
        -rwxr-xr-x (755) about.cgi
        -rwxr-xr-x (755) chamber.cgi
        -rw-r--r-- (644) chamber.conf
        -rw-r--r-- (644) common.ph
        -rwxr--r-- (644) create.pl
        -rw-r--r-- (644) jcode.pl
        -rw-r--r-- (644) sample.struct
        -rw-r--r-- (644) sub.pl
        drwxr-xr-x (755) hct/
            -rw-r--r-- (644) .htaccess
            -rw-r--r-- (644) boardlist.hct
            -rw-r--r-- (644) config.hct
            -rw-r--r-- (644) form.hct
            -rw-r--r-- (644) frame.hct
            -rw-r--r-- (644) list.hct
            -rw-r--r-- (644) post.hct
            -rw-r--r-- (644) remove.hct
            -rw-r--r-- (644) replies.hct
            -rw-r--r-- (644) sample.hct
            -rw-r--r-- (644) single.hct
            -rw-r--r-- (644) unread.hct
        drwxr-xr-x (755) data/
            -rw-rw-rw- (666) sample.dat

 もし、他のマシンで展開してからサーバーに転送しなければならない場合は、dataディレクトリの下のファイルをBINARYモード、それ以外のファイルをASCIIモードで転送してください。これを間違えると、パーミッション設定が正しくても動作しない場合があります。


サンプル掲示板のインストール

 ここまでの手順で、サンプル掲示板は既にインストール済みです。以下のURLで、正しく動作するかどうか確認してください。

http://www.xxxxxx.xx.jp/~USER/bbs/chamber.cgi?template=frame.hct&DB=sample

 動作が確認できたら、記事削除ページ(remove.hct)にパスワードを設定しましょう。記事削除ページでは、管理者が任意の記事を削除できる機能を提供します。HCTファイルの中では簡易的な認証を行っています。運用前に、このファイルの中にあるユーザー名とパスワードを書き換えてください。標準ではユーザー名adminパスワードadminで設定されています。

<? $UserName = 'miyamae' ?>
<? $Password = 'Bm26nRgr' ?>

 より確実なセキュリティを望むなら、サーバーの認証機能を使用するべきです。

 さて、記事を削除するには以下のURLにアクセスしてください。

http://www.xxxxxx.xx.jp/~USER/bbs/chamber.cgi?template=remove.hct&board=sample


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