2001/9/21
バージョン Tomcat 3.2.3
Apache 1.3.20
J2SE SDK 1.3.1
OS RedHat 7.0J (Linux 2.2.16-22)
ホームページ http://jakarta.apache.org/tomcat/
ダウンロード http://jakarta.apache.org/site/binindex.html (Tomcat)
http://java.sun.com/j2se/1.3/ja/download-linux.html (J2SE SDK 1.3.1)
この情報は古いです。Apache 2.0とTomcat 5.0の連携についてはこちら。(2004/7/15)

すでに4.0が出ているようですが、4.0ではApacheとの連携の設定方法が違ったりするようなので、とりあえず3.2の設定方法を書いておきます。

Apacheのインストール

まずはApacheをDSOサポート付きでインストールします。

$ tar xvfz apache_1.3.20.tar.gz

$ cd apache_1.3.20
$ ./configure --enable-rule=SHARED_CORE --enable-module=so

$ make

$ su

# make install

J2SE SDKのインストール

今回はGNUZIP Tar シェルスクリプト版からインストールします。もちろんRedHat系の方はRPM版でも構いません。

ダウンロードしたファイルをshで実行すると展開されます。

# sh j2sdk-1_3_1-linux-i386.bin

/usr/java/jdk1.3.1にインストールします。

# mkdir /usr/java
# mv jdk1.3.1 /usr/java

~/.bash_profileなどで環境変数を設定しておきます。

export JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.3.1
export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin

とりあえずスタンドアロンでTomcatをインストール

/usr/local/tomcatにインストールするには以下のようにします。

# tar xvfz jakarta-tomcat-3.2.3.tar.gz
# mv jakarta-tomcat-3.2.3/usr/local/tomcat

bin/ディレクトリ内の実行ファイルに実行属性が付いていないので、実行属性を設定します。

# chmod +x /usr/local/tomcat/bin/*

起動します。

# /usr/local/tomcat/bin/startup.sh

http://ホスト名:8080/ にアクセスできれば、okです。

停止するには以下のようにします。

# /usr/local/tomcat/bin/shutdown.sh

Apacheに組み込む

TomcatとApacheを繋ぐアダプタであるmod_jkをインストールします。mod_jkは、EAPI版と非EAPI版があります。mod_sslを使用していて明示的にEAPIサポートでApacheをコンパイルしていない限りは非EAPI版を使用します。

mod_jkは、このあたりでダウンロードできます。

mod_jk-noeapi.soをApacheのlibexec/にmod_jk.soというファイル名でインストールします。

# mv mod_jk-noeapi.so /usr/local/apache/libexec/mod_jk.so

Apacheのconf/httpd.confに以下を追加します。

Include /usr/local/tomcat/conf/mod_jk.conf-auto

TomcatとApacheを起動します。

# /usr/local/tomcat/bin/startup.sh
# /usr/local/apache/bin/apachectl start

「http://ホスト名/〜」で普通にApacheのコンテンツにアクセスできつつ、「http://ホスト名/examples/jsp/」でJSPのサンプルにアクセスできれば、okです。

この設定では、Tomcatを起動するタイミングで、conf/server.xmlの設定内容に合わせて、conf/mod_jk.conf-autoが自動的に書き換わります。これにより、Apache側の設定を意識しないで済みます。