おなじみの画像形式「GIF」は、その圧縮手法がUnisys社の特許となっているため、この形式の画像を扱うソフトを配布するには、Unisysへのライセンス料の支払いが必要になる。WebブラウザのIEはコンポーネントとしてソフトに組み込めるので、フリーソフトの各種メーラーやブラウザなどでも使用されてきた。しかし最近になって、それらのソフトもUnisysのライセンス違反に抵触する恐れがあるとのことで、次々に配布をやめたり、機能削除してしまったのは記憶に新しい。そして先日Windows
2000が登場し、新たな問題が浮上しているようだ。Windows
2000のファイル選択コモンダイアログに、GIFのサムネール表示機能が搭載されてしまったため、コモンダイアログを使ったすべてのソフトにUnisysのライセンスが必要なのではないか。ということらしい。いい加減Unisysには観念してもらいたい。
