BitArts Blog

ロードバイク通勤のRubyプログラマで伊豆ダイバー。の個人的なブログ。

*ist Ds発表:一眼が気になるこのごろ

一眼の話を書いたばかりのタイムリーだけど、昨日発表されたペンタックス*ist Dsが気になる。レンズと一緒に買って12万円弱ですか。これは、現在愛用中のC-3030ZOOMの購入価格とあまり変わらないっす。本格的に普及価格帯突入ですね。単三が使えるとか、コンパクトだとかいうのもポイント。ますます低価格ハウジングが欲しくなってくるなー。でもこのくらいの価格帯だと、とりあえず地上用としてでも買ってみたいなという気になってくる。まあとりあずはフォトキナでのオリンパスの発表待ちだな。

コメント

2004/9/26 03:12 from 大槻昌弥

銀塩のころは引き伸ばしする際に端っこをマスクするので視野率90%以下とかでもでもちょうどいいぐらいで気にならなかったし、あたりまえのようにトリミングしていた。
リバースにしても紙のフレームに入れてから映写したりするので視野率も95%ぐらいでも気にならかった。

まして、レンジファインダであったら覗いている場所が違うのだから像の場所がずれて当然ということを計算に入れて視野率100%は不必要であった。

デジタルになってからは隅っこをマスクしたりする必要がなくなり、端っこまで有効活用できるのだ。
すくなくともパスで囲むことはあっても、四角く切り抜いてから眺めるということをしなくなった。

D70にしろEOSにしろ廉価版の一眼は、ファインダの視野率が「ほぼ100%」でないので、ファイルのを開いて絵柄の(比率的な)大きさがファインダのフレーミングとは違うことに気づかされてしまう。

廉価版のカメラでは光学ファインダで覗くより若干視野率がよい液晶画面でフレーミングしていたりして・・・
結局のところ一眼レフにした意味はどこにあるんだということになってしまう。

液晶画面をファインダにしてしまうのは、銀塩で言うならフィルムに写っっている像を将に見ているようなものであり、一眼レフのように近似したファインダ像をみているのとはわけが違う。

しかし、光学ファインだのよさは、もちろん電池を消費しない問いこと以外にほかならない。
なにせバックライトのおかげで撮影時間が限られてしまってはたまったものではない。

銀塩のころからある話だが、廉価版のボディではレンズ交換システムの中で真っ当に使るレンズは極限られている。
マウントできれば写るというものではないようで、相性がわるい場合はケラレがでる。
ズーム倍率の高いレンズ、広角、望遠、夜間用、アオリ付き、マクロなどといったレンズ交換システムの付加価値的な要素と相性が悪い傾向がある。
交換レンズの付加価値的なレンズが駄目ということになると廉価版で交換レンズにする必要性はない気がしてくる。

といったところで、廉価版は所詮廉価版でしかない。

※ファインダだけじゃなく液晶画面にも視野率があるので注意がひつようである。

されど、カメラ小僧というのは廉価版であってもお構いなくレンズをとっかえひっかえしてニヤニヤしていたりする。
ときにマニアというのは不可思議な行動をとるもので、だれかさんが名乗った○○○○廃人という響きは案外しっくりするかもしれない。

デジタルカメラを創る者に対しては「撮像した像が100%活用される」という新常識を年頭に製品開発にあたってもらいたいものである。