冬~春のダイビングって結構過酷なんすよ。服を着たまま濡れないで潜れるドライスーツってので潜るわけだが、それでも過酷。僕の場合まず7~10kgの重り(アンクル含)を体に巻きつける。これに10kg以上あるタンクを背負ってデカいカメラを抱えて海に沈むわけだ。この装備で陸上を歩くと冬でも汗をかきます。でも海に入ると水温は15℃前後。水は熱伝導率が高いので容赦なく体温が吸い取られてゆく。潜水時間は50分くらい。最初はいいんだけど、20分を超えたあたりから寒さを感じ始め、30分を過ぎるとガクガクブルブル。最後の10分は意識もうろう。こうして体力を奪われた上に20kg以上の装備で波に揉まれ陸に上がるのも簡単ではない。へたにコケると骨折する。やっと上がった後も容赦ない。冷たい北風が濡れた体から気化熱を激しく奪ってゆく。とどめに冷たい水槽に手を突っ込んで器材を洗わなくてはならない。雨が降ろうが、雪が降ろうが。「水中では天気関係ない」とか言いながら悪天候でも潜るのだ。

ここまでして潜るのは、まあ、好きだからなんだけど。とは言ってもできることならもっと快適に潜りたい。とりあえずドライスーツにホカロンを入れるのは定番だけど、これ水中だと全然暖かくない。これは酸素を使って熱を出す仕組みだから密閉されたスーツ内では効果がないのは当然か(時々ぐわーっと景気良く吸気すればいいのかも)。そこで今シーズン見つけたのが「ぬくぬくベスト」。ヒーター内蔵。これは!と思ってゲットしたわけです。で、使ってみた。ダウン風なので一件浮力が凄そうなのだが、意外に全然大丈夫。でもポカポカ度のほうは微妙。「ほんのり」程度しか暖かくならない。もっと遠慮なくガーッと熱くなってほしいのだが。

ダイビング用の激しめのヒーター内蔵ドライスーツインナー。作ったらそこそこ売れそうな気がするんですけど、どんなもんでしょう?

コメント

2006/11/ 9 14:22 from ALAALA

Alaskaベストヒーターは、ネオプレン材を使用してるので、防水性に優れているそうですよー。 問題はバッテリーの防水ですね~ http://www.e-anest.com/
イメージは近い商品ですよ!