米GoogleのWebメールサービスが先日2時間以上にわたって使えなくなった問題で、従業員がインターネットでアクセスするソフトに頼ることは企業にとって安全なのかどうかという不安が浮き彫りになった。
(中略)
しかし会社のコンピュータ業務にGoogleのようなサービスやAmazon.com、Salesforce.comなどが提供しているサービスを使うことは、企業にとってリスクを伴うことも判明しつつある。何か問題が起きれば、顧客はほかの誰かがその問題を解決してくれるまでただじっと待つしかない。
/ [WSJ] 「ネット頼み」は危険?――Gmail障害で浮上したオンラインサービスの信頼性 - ITmedia News
とりあえず今回のGmail障害に限って言えば、GoogleみたいなサービスをやっているのはGoogleだけではないので、1サービスに依存せずフォールトトレランスな運用をすればいい。
そもそも障害発生のリスクはGoogleのようなサービスを使っても、自前でサーバを立てても同じように存在する。「外部のサービスだから良くない」ということは無い。大事なのは稼働率であり、Googleのような大手のサービスのほうが信頼できると個人的には考えている。
何を使うにしても必要なのは代替手段を用意しておくこと。とくにメールなんてのは他のメールサービスに転送するようにしておいて、非常時にはそっちで読み書きすればいいだけのことなんだから何の問題もない。