RubyでGUIアプリを作ろうとすると、選択肢は色々あるんだけど、色々ありすぎて困る。「これだ!」というのがなかなか無い。以下は独断と偏見に基づく感想。
VisualuRuby
定番だと言われて最初に使った。GUIビルダーもあるけど、複雑なGUIを作るのは無理だった。
Apollo
2年くらい前に結構使っていた。DelphiのGUIビルダーが使えるので高度なGUIを作りやすく、かなり気に入っていたんだけど、未実装部分もあり、最近はリリースも止まっているようなので今から使うのには躊躇する。対応プラットフォームがWindowsだけというのも弱点ではある。あと環境を作るのが面倒くさい。「最初からDelphiだけで作ったほうがいいかな?」という気持ちになってくる。
Shoes
これはなんか意味が違うかも。
Ruby-GNOME2
コントロールがOS非ネイティブで、描画が遅いのが難点。個人的には好みじゃない。
JRuby + SWT
注目株。だがJRubyの非互換性が気になる。例えばnokogiriが動かないようなのでちょっと困る。環境を作るのもちょっと面倒。
IronRuby
将来に期待。
wxRuby
ということで今回使い始めたのがwxRuby。
コントロールがOSネイティブで描画が速いのにマルチプラットフォーム。インストールもgem wxrubyするだけで超簡単。フリーのGUIビルダも色々ある。とりあえずwxFormBuilderを使ってみてるけど特に不満なし。
現在、wxRubyでイケそうな気がしてきているので、しばらく使ってみます。