デブサミ。今年はクラウド関連とスマートフォン関連のセッションが非常に多い。

できれば丸2日間、あの空気にどっぷり浸かるべきなんだろうなと思いつつも、興味のあるセッション厳選で聞いてきた。

木曜日:デブサミ1日目

HerokuとDatabase.com 〜 Ruby、ソーシャル、クラウド 〜

先日Herokuを買収したばかりのセールスフォースの中の人による公演。

Herokuってものすごくマイナーなテーマかと思いきや、満席に近い状況にびっくりした。最近技術トレンドの広がるスピードが早くなった気がする。

それよりセールスフォース公式にはHerokuを「ヘろく」と発音するという事実にびっくり。

公演内容は、Herokuについては概要のみ。Database.comについてもいまいちピンとこなかった。まあリリース前だしね。期待はしてるんですけど。

HerokuのPostgreSQL 20GBで足りない人は、今のところAmazon RDSかS3を使うのが現実的かなあ。

クラウドTシャツをもらえたのが収穫!

クラウドTシャツ

Cassandraで見るNoSQL

思いっきり満席。いやいやNoSQLそこまでホットじゃないだろう。ここにいるほとんどの人がNoSQLとは無縁なんじゃないかなどと思いつつ、個人的にも今後使う機会があるのかどうかは微妙なところ。しかしソーシャル時代に欠かせない技術であり「こんな時にこんなのが使える」ということを知っているということが非常に大事。今回聴き逃したHadoopなどについても同様。使う人がそんなに多いとは思わないけど関心は高い。

金曜日:デブサミ2日目

スマートフォン向けソーシャルアプリケーション開発の現在

GREE 伊藤直也氏。特にソーシャルアプリケーションの話ではなくて、スマートフォンが今どれだけ「きてる」かという話。もうガラケーよりスマートフォン優先で考えて良さそうな感じですね。そういえば、そもそもデブサミの会場でガラケーを使っている人を1人も見なかったような気がするよ。全員スマートフォン。

Androidの勢いを考えるとObjective-Cで開発とかとかありえない。でもTitaniumも今のところAndroid対応いまいち。長期的に考えてもHTML5を中心に考えて「WebViewアプリ」を前提にしたほうがいいかもしれない。

ウェブアプリケーション関連技術5年間の変遷とこれからのはなし

GREE CTO 藤本真樹氏。5年前のWeb技術なんて今とそう変わらなくね?実際そんなには変わってないんだけど、新しく登場した技術が実用レベルになって普及が始まるまで5年くらいかかるし、今から5年後にどうなっているかを色々想像して行動しようという話。たしかに大事なことです。

SmartPhone - アプリ開発とその未来

講演者の張惺氏は15歳の中学生。昨年、中学生iPhoneアプリ開発者としてメディアでも取り上げられ一躍有名になった人物です。

ある意味今回のデブサミで最も衝撃を受けたセッションでした。

まずプレゼンの完成度が凄く高い。相当な準備と練習をしたのだろうと想像できるが、最後のQ&Aでは普通にアドリブでしゃべってるし、どうして中学生がここまで出来るのか意味がわからない。まさかいまどきの中学校の授業はKeynoteだとかじゃないよね?人に伝える力は、人を引きつける力を作る。色々考えさせられた。

張氏が最初に開発した「健康計算機」は、技術的にはたぶん普通の(?)中学生でも作れる内容なんだと思う。関心したのは、批判的な声にも耳をかたむけ、このアプリが何故ヒットしたのかを客観的に分析して、次の仕事に活かしているところ。15歳にしてすでにマーケティングの重要性に気付いていらっしゃる!

「俺でも作れる」とか思ってたやつ反省しろ。

張氏が生まれた15年前と言えば、ちょうど僕が社会人プログラマになったころだけど、逆に僕が15歳の頃に何をしていたかと言えば、同じようにプログラミングを始めた頃だ。スタートは同じなのに、なにこのスピード感の違い。

あの場にいたかなりの数の大人達が思ったに違いない「オレ何やってんだろう orz」