BitArts Blog

ロードバイク通勤のRubyプログラマで伊豆ダイバー。の個人的なブログ。

自転車で西伊豆スカイライン

いつも行ってる伊豆へ自転車で行ってみたというのは、もう6年も前の話になるのか。それとは別に、伊豆の中を自転車で走ってみたいというのがずっとあって、今回やっと実現しました。

スタート/ゴールはダイビングでお世話になってる丹那。目的地は伊豆の背骨、西伊豆スカイライン

最初の予定では湯ヶ島〜西天城のほうから西伊豆スカラインを全部走ろうと思ってたんだけど、今回はもう少し難易度の低そうな、船原峠からの西伊豆スカイライン北上コースを引いてみました。

10時ごろ丹那スタートの予定だったけど、渋滞で到着が遅れて11時スタート。

船原は黄金崎へダイビングへ行く時に車で100回くらいは通ってる道なので、イメージはできていたつもりだったんだけど、実際に走ってみると、勾配5〜6%が淡々と続き、脚を休められる区間がなくて結構しんどい。途中から西伊豆スカイライン入口へ向かって旧道に入って行くと若干勾配が上がり7〜8%となったけど、車がほとんど来ないので走りやすく、ゆっくりゆっくり淡々と上って行きます。10kmくらい上り続ける。長い。

で、ようやく西伊豆スカイライン入口へ到達。船原制覇!あとは絶景を見ながら下って帰るだけだ!…と思ったコースプロフィールは完全に勘違いでした。実は伊豆スカイライン入口の標高は400mくらいで、まだ山頂まで半分も来てなかった。しかもここからは勾配が8〜10%となり、さらに5km以上を上る。相変わらずひたすら上りで脚を休められる区間はなし。

ほんとはこんなコースプロフィールでした。

Izuprofile

頭では入口までで上り区間は終わりだと思っていたので精神的ダメージがあまりにもデカイ。

ちょっと自分には1,000m級はまだ早かったようです。

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しかしついに上り切れば絶景!ご褒美感パネー。車もほとんど来ない。

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これであとはほんとうに下って帰るだけ。最後の丹那の上りが心配だけど下りと平坦が長いので回復してゆっくり上ればなんとかなるでしょう。

海へ向かう下り坂は、かなりの急勾配で距離も長く、腕がプルプルしてくるほどでしたが、気持よく下り切ったところで、道を間違えたという非情な現実に直面しました。…内浦湾のほうに出るつもりが、手前の町、戸田へ下りてしまった。

ここって、さっき上からみてたところじゃん。こともあろうか、四方を山と海に囲まれた蟻地獄みたいなところへ下りてしまった。

0915heda

海岸線を走り始めるとすぐ、明らかに10%を超える坂が目の前に現れた時には覚悟を決めるしかなかった。もうとっくに心は折れた後だったし、脚も完全に終了していたが、上るほかない。

脚が終わってしまうと、急坂を自転車を押して歩くというのも難しいので、止まって休みながら少しずつ漕いで上っていくしかないようです。

井田を超え、大瀬崎を過ぎると、あとは函南までは平坦だということが分かっているので、安堵した。しかし丹那の上りはヤバイ。もう本当に上れない。信じられないほど時間をかけてやっとゴールした時にはすっかり日が落ちていた。

反省

  • 山の中では携帯の電波入らないから、地図は印刷して持っとけ。
  • 1,000m級は十年早いからもっと鍛えてこいや。
  • コースプロフィールの把握重要。