HappyChamber - 掲示板データベースの作成
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掲示板データベースの作成 |
HappyChamberは、掲示板のユーザーインタフェースとページデザインを記述する「テンプレートファイル(HCTファイル)」と、掲示板記事のデータが記録される「掲示板データベースファイル」で構成されます。ここでは「掲示板データベースファイル」の作り方を解説します。
データ構造定義
掲示板には、普通いくつかの入力項目があります。たとえば「名前」「メールアドレス」そして「メッセージ」などです。はじめに、これから作る掲示板に、どのような入力項目を設けるのか、そしてそれぞれどのくらいの長さのデータなのか、決めてください。
ここで決めた項目の種類と長さを元に、掲示板データベースのスキーマを作成します。これが、データ構造定義作業です。
例として、サンプル掲示板では、「最大32文字の『名前』」、「最大32文字の『メールアドレス』」、「最大32文字の『タイトル』」、「最大4,096文字の『メッセージ』」、で構造定義されています。このほかに、将来の予約用項目として32文字の項目を2つ設けてあります。
構造の設計ができたら、「構造定義ファイル」を作成します。ファイル名は適当で構いません。ちなみにサンプル掲示板の構造定義ファイルはsample.structという名前で以下のような内容になっています。
# # Data Structure # NAME 32 MAIL 32 SUBJECT 32 ETC1 32 ETC2 32 BODY 4096
1行ずつ、項目名とサイズを指定します。項目名は<INPUT>タグのNAMEオプションなどで指定されるクエリーデータ名です。サイズはバイトで指定します。
ディスク消費量について) 記事データは固定長レコード管理です。つまり、上の構造定義の場合、項目サイズの合計、4,256バイトのディスク領域が1つの記事につき必ず消費されます。つまり、最大100の記事を保存する場合、430KB程度のディスク領域を消費します。
掲示板データベースの作成(create.pl)
構造定義ファイルを作成したら、掲示板データベースを作成します。掲示板データベースの作成には、create.plを使用します。create.plの引数に、掲示板データベース名と、構造定義ファイル名を指定して起動してください。
./create.pl new_board sample.struct
Done.と表示されれば、掲示板データベースの作成が完了しました。
掲示板データベースを作成したら、構造定義ファイルは削除してしまっても構いません。
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