1999/9/14

ここでは私が使っている器材を紹介します。と言ってもそれだけでは面白くないので、これからダイビングを始めてみたい人に、どんな器材で潜るのか理解してもらうために、各器材の役割も交えてご紹介します。ということで初心者向けページのつもりです。

ダイビング器材は、直接身に付ける「軽器材」とスキューバユニットを構成する「重器材」に大きく分かれます。

軽器材

マスク、スノーケル、フィン(とブーツ)は「3点セット」と言い、まず最初に買う器材です。これらは比較的安くて、持ち運びも苦ではない量です。スノーケリングする時にも使えるので、買っておいたほうが良いでしょう。

マスク

水中メガネです。ダイビング用のマスクは、「鼻まで覆われている」そして「鼻をつまめる」ことが必要です。1眼のものと2眼のものがあります。2眼タイプなら、視力の悪い人には、度入りのレンズもあります(私は使い捨てコンタクトを使用しています)。私が使っているGULLのマスクは、曇り止めレンズも発売されていてgoodです。

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GULL/マンティスカラーシリコン

スノーケル

無くてもあまり困らないけど、マスクと一緒に買うのが普通です。スノーケルはマスクのストラップの左側に固定します。水面移動をするとき、タンクの空気を節約するために使います。マウスピースの付いている部分が蛇腹になっているものと、そうでないものがあります。

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GULL/カナールドライ

フィン

足ひれです。フィンは種類によって、操作性が違うので、ちょっと重いけど、是非自分に合ったものを購入したい器材です。材質は「プラスチック」「ゴム」「複合素材」など様々です。形状は、靴型になっていて、かかとまですっぽり入る「フルフット型」と、ストラップでかかとを固定する「ストラップ型」の2種類あります。ストラップ型のほうが一般的です。私が使っているバイオフィンは、抵抗が少なく非常にキックが軽いフィンです。

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apollo/バイオフィンex

ブーツ

フルフット型のフィンなら素足で履くこともできますが、フィンを脱ぐと足が痛いので、まず必須です。ドライスーツの場合はブーツとスーツが一体化しているので、必要ありません。

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SPINA/パレット

グローブ

手袋です。防寒のほかに、岩やサンゴで手を切ることを防ぎます。上級者は「サンゴを壊さないように」と言って使わない人もいますが、初心者のうちは使ったほうが良いでしょう。

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SPINA/パレット

重器材

主にスキューバユニットを構成する器材です。重器材を購入した場合、レギュレータとオクトパスについては、年に1度の定期検査(オーバーホール)が必要です。

BCD

タンクを背負うためなのはもちろん、BCD (Buoyancy Control Device) の名が示す通り、中に空気を入れて、浮力を調整するためのベストです。「BC」と呼ぶこともあります。

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apollo/abj-prestige

レギュレータ

呼吸器です。タンクのバルブに取り付ける部分(ファーストステージ)と、口にくわえる部分(セカンドステージ)合わせてレギュレータと言います。命にかかわる器材です。安全に使うために、定期的なオーバーホールを忘れないようにしたいところです。略して「レギ」と呼ぶこともあります。

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SAS/NEO-RII

ゲージ

「コンパス」「残圧計」「水深計、水温計」の3連コンソールがオーソドックスですが、私はダイビングコンピュータを使うため、コンパスと残圧計だけのものを使用しています。

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TUSA/IMPREX SCA-650

オクトパス

緊急用のレギュレータ(セカンドステージ)です。メインのレギの調子が悪いとき、あるいは近くのダイバーがエア切れなどのトラブルを起こしたときに使用します。主に他人の命を守るためのものですが、お互い様なので必須です。オクトパスは、普通のセカンドステージと同じ形状のものが一般的ですが、私はBCDのインフレータと一体化されたコンパクトなものを使っています。

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TUSA/DUO-AIR

ダイビングコンピュータ

ダイビングコンピュータ(略してダイコンとも言います)の本来の機能は、無限圧潜水可能時間をリアルタイムに計算し、表示することです。つまり「この深度であと何分いられるか」がすぐにわかるわけです。他にはもちろん、水深系、水温計の役割もするし、潜水時間などのログデータを記録してくれるので、ログ付けも簡単になります。腕に付けるリスト型の他、ゲージに組み込まれたタイプがあります。

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mares/TUTOR

ウエイト、ウエイトベルト

ウエイトは、私はレンタルですが、自分の車で移動する人は、買ってしまっても良いと思います。必要なウエイトの量は、スーツの種類、タンクの材質によって変化します。

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タンク

普通はレンタルです。買っても、すべての場所で持ち込みが許可されているわけではありません。素材はアルミ、またはスチール。容量は10リットル200気圧のものが主ですが、もっと大きな容量のものもあります。

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スーツ

水温は地域や季節によって様々ですから、スーツの種類も様々です。スーツには保温と保護の役割があります。

ウエットスーツ

ウエットスーツは、スーツに入ってきた水を体温で温めることにより保温するスーツです。ウエットスーツには様々な種類があります。伊豆で一般的なのは5mmのフルスーツです。他に、半袖の「シーガル」、ノースリーブの「ロングジョン」、半袖半ズボンの「スプリング」など。厚さも様々です。素材はネオプレーンゴムですが、両面にジャージが貼ってあるもの、あるいは表面だけに貼ってあるもの(裏スキン)、貼っていないもの(両面スキン)があります。また、ワンピースの他に、ロングジョンとジャケットを組み合わせるツーピースのものもあります。

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5mm両面ジャージ

フードベスト

5mmのフルスーツでは寒いときに、中に着るベストです。裏スキン(裏にジャージが貼ってあるものより、保温性が高い)になっていて、数度下の水温まで耐えられるようになります。

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3mm裏スキン

ドライスーツ

濡れないスーツで、中は普段着のまま潜れます。これさえあれば、真冬でも潜れます。濡れないので、上がったあとも寒くないし、着替えが簡単です。冬でも潜りたい、ダイビングバカには必須。一般的にウエットスーツより高価ですが、伊豆では一年中ドライスーツの人もいます。

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apollo/eco diver

フード

冬場、ドライスーツを着れば潜れますが、頭部から体温を奪われるので、これをかぶります。水温15度以下の真冬にはかぶっておいたほうが良いでしょう。

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MOBBY'S/POLARTEC

アンクルウエイト

ドライスーツの時に必要な、足首に取り付けるウエイトです。500g×2です。

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500g

その他

その他の器材や、ダイビングの時にあると便利なアイテムです。

水中ライト

水中では色が吸収され、青みがかってしまうので、本来の色を見るために使います。マクロ系生物を探すのには必須。もちろんナイトダイビングでも必須です。

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apollo/AL-2H
TUSA/IK-80

水中ノート

あとでログを書くために、残圧や気温のメモをとったり、水中で他の人にメッセージを伝えるために使用します。他に、何度も消して使いまわせる水中スレートなどもあります。

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apollo/水中ノート

水中カメラ

水中で写真が撮れれば、楽しみが広がることでしょう。水中カメラと言っても、なにも高価なカメラ器材ばかりではありません、「潜ルンです」に代表される安価な水中ハウジングを使えば1万円以下で水中撮影が始められます。私はオリンパスのデジタルカメラを使っています。

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OLYMPUS/C-900ZOOM
OLYMPUS/PT-003
DIV/ストロボリフレクター

セームタオル

濡れても絞ればすぐまた拭ける、小さくても吸水性抜群のタオルです。水を気にせずメッシュバッグに入れておけるし、そのままシャワールームに持ち込めるので、非常に便利です。強力にお勧めのアイテム。

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ミズノ/SPEEDO

メッシュバッグ

器材をまとめて入れるバッグです。底がメッシュになっていて、水が切れ、丸洗いできます。器材を買ったらこれは必須。ただ、フル器材入れるとかなりの重量になるので、移動が多い場合はキャリアを付けたほうが良いでしょう。

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SPINA/パレット

キャスターバッグ

遠出の旅行の場合に、あると便利なものです。メッシュバッグごとすっぽり入ってしまいます。色々なタイプがあります。

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SAS/キャリーバッグ

防水バッグ

Tシャツやタオルを入れておきます。メッシュバッグにまとめてしまえるので、非常に便利。

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SAS/防水バッグ

ログブック

器材じゃないですけど。魚の図鑑も持ち歩くとよりgoodです。

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PADI/Diver's Log Deluxe Edition