1999/7/28
バージョン Namazu 1.3.0.8
OS Slackware 3.6 (Linux 2.0.35)
RedHat 5.2J (Linux 2.0.36)
ホームページ http://openlab.ring.gr.jp/namazu/
ダウンロード http://openlab.ring.gr.jp/namazu/release/ (Namazu)
ftp://ftp.kusastro.kyoto-u.ac.jp/pub/baba/wais/ (KAKASI)
備考 KAKASI 2.2.5

日本語対応のテキスト全文検索エンジンです。日本語の単語切り出しにはKAKASIを使用します。

99/10/28
色々間違っていたので修正しました。
CGIに関する記述を加筆しました。

KAKASIのインストール

kakasi-2.2.5.tar.gz(本体)、kakasi-ext.tar.gz(わかち書きパッチ)、kakasidict.940620.gz(辞書)の3つのファイルが必要です。

$ tar xvfz kakasi-2.2.5.tar.gz

$ tar xvfz kakasi-ext.tar.gz

kakasidictはKAKASIのソースディレクトリに置きます。

$ gunzip kakasidict.940620.gz

$ mv kakasidict.940620 kakasi-2.2.5/src/kakasidict

ソースディレクトリに移動して、わかち書きパッチを当てます。

$ cd kakasi-2.2.5/src
$ patch -p1 < ../../kakasi-ext/patch.kakasi-2.2.5

コンパイル

$ make

インストール

$ su

# mkdir /usr/local/lib/kakasi
# make install

Namazuのインストール

$ tar xvfz namazu-1.3.0.8.tar.gz

$ cd namazu-1.3.0.8/src

configureを実行しますが、CGIとして使う場合、標準だと/cgi-bin(ルート!)にインストールされてしまうので、-with-cgi-dirオプションでCGIプログラムのインストール先を指定します。

$ ./configure --with-cgi-dir=/usr/local/apache/cgi-bin

コンパイル

$ make

インストール

$ su

# make install

さらにCGIプログラム(namazu.cgi)をインストールするには以下のようにします。

# make install_cgi

設定

インデックスファイルを入れるディレクトリを作って、そこへ移動します。

# mkdir /usr/local/apache/namazu
# cd /usr/local/apache/namazu

インデックスを作ります。これはcronなどで定期処理させます。

# mknmz /usr/local/apache/htdocs

CGIプログラム(namazu.cgi)をインストールしたディレクトリに、.namazurcというファイルを作ります。内容は以下のようなものです。

INDEX    /var/lib/httpd/namazu
REPLACE  /var/lib/httpd/htdocs/   /

INDEXに、インデックスファイルのディレクトリを指定。REPLACEにはhttp用のパスの置き換えを設定します。このファイルの、項目と値の区切りはタブですので注意してください。

使い方

引数に検索キーワードと、使用するインデックスを指定します。

# namazu "hoge" /usr/local/apache/namazu

CGIとして使うには、namazu.cgiを起動します。