PHPのインストール
バージョン | PHP 3.0.6 | |
OS | Slackware 3.6 (Linux 2.0.35) | |
ホームページ | http://www.php.net/ (公式ページ) http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/~louis/apps/phpfi/ (日本語の情報) |
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ダウンロード | http://jp.php.net/distributions/ | |
備考 | Apache 1.3.3 |
HTML埋め込み型のサーバーサイドスクリプト言語です。Apacheモジュールとして動作するので高速です。各種データベースとの連携も簡単にできます。Active Server Pages(ASP)のApache版といった感じのものです。
2002/4/23
・ PHP4のインストールについてはこちらをご覧ください
準備
今回はApacheモジュールとしてインストールしますので、まず、/usr/local/src/apache_1.3.3/にソースパッケージ一式が展開されていることを前提とします。さらに展開したあと、Apacheを一度インストール(最低configureの実行まで)を行っておく必要があります。
PHPのインストール
$ tar xvfz php-3.0.6.tar.gz $ cd php-3.0.6
php-3.0.6/setupを使うことで、対話式でオプション設定をすることができますが、今回は使用せず、コマンドラインでオプション指定します。今回は「Apacheモジュールとしてインストール」と「PostgreSQLサポート」を指定します。それぞれパスを指定しますが、Apacheのほうはソースツリーのパスを指定します。
$ ./configure --with-apache=/usr/local/src/apache_1.3.3 --with-pgsql=/usr/local/pgsql $ make $ make install
このインストールではApacheのソースツリーにPHPのライブラリをコピーしたにすぎませんので、このあと、このライブラリをリンクしてApacheを再構築する必要があります。
その前にとりあえず設定ファイルを/usr/local/lib/php3.iniに作っておきます。
$ cp php3.ini-dist /usr/local/lib/php3.ini
Apacheの再構築
PHPを使用する指定をして、Apacheを再構築します。make installしても、現在インストールされている設定ファイルは上書きされませんので安心してください。
$ cd /usr/local/src/apache_1.3.3 $ ./configure --activate-module=src/modules/php3/libphp3.a $ make $ su # make install
再構築が終わったら、Apacheを再起動させます。
# /usr/local/apache/sbin/apachectl restart
設定・テスト
.htaccessか、srm.confに以下を追加します。
AddType application/x-httpd-php3 .php3
簡単なスクリプトを作って動かしてみます。以下のコードはPHPの様々な情報を表示します。
<? echo phpinfo(); ?>