SSH1のインストール
1999/8/29
バージョン | SSH 1.2.27 | |
OS | Slackware 3.6 (Linux 2.0.35) | |
ダウンロード | ftp://ftp.kyoto.wide.ad.jp/pub/security/ssh/ |
SSH(Secure Shell)は、通信路の暗号化、ホスト認証をしてくれる、Telnetよりも安全なリモートシェルです。SSH2がリリースされていますが、TTSSHがSSH1にしか対応していないので、SSH1をインストールします。SSH1とSSH2は共存可能なようです。詳しくはSSH2のドキュメントを参照してください。
TSSHは、Tera Term ProをSSH対応にするエクステンションです。
コンパイルとインストール
コンパイル、インストールはいつものパターンで簡単です。
$ tar xvfz xvfz ssh-1.2.27.tar.gz $ cd ssh-1.2.27 $ ./configure $ make $ su # make install
クライアント側の設定
クライアントマシン上で、sshでログインしたいユーザーで、秘密鍵と公開鍵を作ります。(もちろんクライアントがWindowsの場合は、サーバ上で作ってから、手元に持ってきてもokです。その場合秘密鍵をサーバ上に残さないようにしましょう)
$ ssh-keygen1
これで、~/.ssh/identity(秘密鍵)と、~/.ssh/identity.pub(公開鍵)ができます。
サーバ側の設定
作成した公開鍵(identity.pub)をサーバ側の~/.ssh/に置きます。
自動起動の設定
OSブート時に自動的に起動するように設定します。この設定方法はOSによって異なります。ここではSlackware Linuxでの例です。
/etc/rc.d/rc.localに以下を追加します。
# Start SSH1 /usr/local/sbin/sshd1