1999/8/29
バージョン SSH 2.0.13
OS Slackware 3.6 (Linux 2.0.35)
ダウンロード ftp://ftp.kyoto.wide.ad.jp/pub/security/ssh/

SSH(Secure Shell)は、通信路の暗号化、ホスト認証をしてくれる、Telnetよりも安全なリモートシェルです。SSH1とSSH2は共存可能なようです。詳しくはSSH2のドキュメントを参照してください。

コンパイルとインストール

コンパイル、インストールはいつものパターンで簡単です。

$ tar xvfz xvfz ssh-2.0.13.tar.gz

$ cd ssh-2.0.13
$ ./configure

$ make

$ su

# make install

クライアント側の設定

クライアントマシン上で、sshでログインしたいユーザーで、秘密鍵と公開鍵を作ります。(もちろんクライアントがWindowsの場合は、サーバ上で作ってから、手元に持ってきてもokです。その場合秘密鍵をサーバ上に残さないようにしましょう)

$ ssh-keygen2

これで、~/.ssh2/id_dsa_1024_a(秘密鍵)と、~/.ssh2/id_dsa_1024_a.pub(公開鍵)ができます。

次に、~/.ssh2/identificationというファイルを作ります。中身は以下のとおりです。

IdKey id_dsa_1024_a

サーバ側の設定

作成した公開鍵(id_dsa_1024_a.pub)をサーバ側の~/.ssh/に置きます。

次に、~/.ssh2/authorizationというファイルを作ります。中身は以下のとおりです。

Key id_dsa_1024_a.pub

自動起動の設定

OSブート時に自動的に起動するように設定します。この設定方法はOSによって異なります。ここではSlackware Linuxでの例です。

/etc/rc.d/rc.localに以下を追加します。

# Start SSH2
/usr/local/sbin/sshd2