mSQL のインストール
mSQL サーバーのインストールと起動、 及び Web 連携インタフェースである W3-mSQL と、 そのサンプルのインストール手順を簡単に解説します。 もちろん既に誰かがインストールしてくれた環境で使用してる方は、 読み飛ばして結構です。
ここでは、OS の管理者権限を持っているものとして解説しています。
詳しいインストール手順は、配布キット付属の INSTALL
をお読み下さい。
mSQL のインストール
- msql-2.0.tar.gz を適当な場所に展開します。 (tar xvfz msql-2.0.tar.gz)
- msql-2.0/ ディレクトリに移動して、make target を実行します。
- target/ ディレクトリの下に、使用プラットフォームのディレクトリができている (例:targets/FreeBSD-2.1.0-RELEASE-i386)ので、そこに移動します。
- ./setup を実行します。
- インストール先のパスや、コンパイルオプションの変更が必要なら、
site.mm を編集します。
※ 以下はデフォルトの /usr/local/Hughes/ にインストールしたものとして説明します - make all を実行します。
- make install を実行します。
- /usr/local/Hughes/msql.conf で、 mSQL を実行するユーザー(mSQL_User)と 管理者ユーザー(Admin_User)を設定します。 デフォルトはそれぞれ msql、root に設定されています。 通常はこのままでOKです。 必要に応じて /etc/passwd にエントリを追加して下さい。
- /usr/local/Hughes/ のオーナーを、 msql.conf の mSQL_User で設定したユーザーに設定します。 つまりデフォルトのままであれば chown -R msql /usr/local/Hughes を実行します。
mSQL サーバーの起動
- /usr/local/Hughes/bin/msql2d & で起動します。
W3-mSQL のインストール ※ 以下、Web サーバのドキュメントルートディレクトリを (DOC_ROOT)、 CGI ディレクトリを (CGI_BIN) と表します。
- bin/w3-auth と bin/w3-msql を、Web サーバの (CGI_BIN) にコピーするか、 シンボリックリンクを張ります。
W3-mSQL サンプルのインストール
- misc/setup_www を実行して、データベースを作ります。
- www/graphics/* を、(DOC_ROOT)/Hughes/graphics/* にコピーします。
- www/bookmarks/* を、(DOC_ROOT)/bookmarks/* にコピーします。
- http://your.host/bookmarks/Welcome.html で、 サンプルのブックマークデータベースが起動します。