転職?じゃないけどね (02/4/30)

最近ムックを2冊ほど執筆したわけだが、今度は単独著者で書籍を出すことになりそう。順調に行けば来年は憧れの印税収入。最近開発案件が減ってるので、メインの仕事がこっちになっていきてるような気もするが、好きなプログラミングをして食っていければ執筆業もいいなーとか思ったり。プログラマにはクリエイターとしてのプライドがあるが(ない人もいるって?)、仕事での開発って、営業的な理由で泣く泣く「改悪」しなくちゃいけなかったり、優れた製品作りを追求するという当然のことができないことが多すぎ。だったら、製造業的なプログラマより、研究者的なプログラマをやりたい。研究が仕事になって、しかも成果が自分の権利になる。ありかもね、ライター。・・・とかいいつつ、小中学校時代に400字詰め原稿用紙2枚の作文で苦労しまくっていた自分には向いていない可能性999%。当分は開発業のほうでがんばることになるでしょうが、まずは今回の本をがんばって書かなくちゃ。

さよならHP200LX (02/4/26)

最近CASSIOPEIA E-2000を買ったりして、なんかPDAが溜まってきた(^^;ので、いらないのをオークションに出した。CLIE T600Cはまだ使うし、WorkPad 30JとPalm Vxはすでに価値が低いと思ったので、今回はHP200LXとCLIE N700Cを出品(これこれ)。HP200LXは42,500円で落札された。定価は75,000円だが、なんと言っても8年も前のマシン。いやはや、名機だったなあ(20MBのフラッシュメモリとか付けての出品だけどね)。このHP200LXは、学生の頃に初めてのPDAとして購入。なんと3日後に学校で紛失したのだった。半泣きで受付に駆け込んだところ、落し物として届けられていて人のやさしさを感じた体験だったっけ。

Enhydraの終焉? (02/4/9)

LutrisがJ2EEアプリケーションサーバから撤退するらしい。Lutrisのアプリケーションサーバと言えばEnhydraである。3.0まではオープンソースのアプリケーションサーバということで注目を集めかけていたところで、4.0から完全に商用化、結局それが敗因だったのかな。素直にオープンソースを続けていればオープンソースの世界ではデファクトになったかもしれないのに。商用の世界ではBEAやIBMにかなわず、オープンソースではTomcatが普及し始め、どっちつかずでおしまいか。こういうことがあるから商用ソフトって選択したくないんだよね。会社が潰れてもオープンソースプロジェクトで引き継いでくれるという安心感、3.0まではそういうイメージだったんだけど…。EnhydraのフレームワークであるXMLCのコンセプトは、かなり素晴らしいものがあると思うので、是非Apacheあたりが引き取ってStrutsから使えるようにしてくれないかなーとか思ったり。ところで、個人的に次に期待するのはResin。これでしょう。だって速いんだもん。

話が変わって、長〜〜いことβテストをしていたApache 2.0の正式版が遂に出た。ただでさえ速いのがさらに速くなってるらしい。近々インストールしてみる予定。