2002年8月のきぶん
御巣鷹山の事故から17年(02/8/23)
ってちょっと遅いが、あの事故からもう17年。当時小学生だった僕は親戚と旅行中で「この近くで日本航空機が行方不明になったらしい」と大騒ぎになり(実際にはそんなに近くなかった)、その夜、全員が無事に救出された夢を見たのを鮮明に覚えていたりする。あの事故が風化しつつある中、一昨年の年末ごろ、ボイスレコーダの音声がテレビで放送されたが、最後の「プルアップ、プルアップ」の合成音と機長の「あー、だめだ。終わりだ。」の声が生々しく、しばらく耳から離れなかった。あの事故に関するWebサイトは数多いが、こちらのサイトでは、テレビで放送されたボイスレコーダの音声ファイルと、出所不明の管制との交信の音声ファイルなどがまとめられている。まだ聞いたことのない人は是非聞いてみて欲しい。
オレasライター (02/8/18)
4ヶ月近く前に書き始めた、初の著書が遂に脱稿。たいしたページ数ではないとは言え、本を1冊書くというのは結構大変だった。中盤ではやっぱ向いてねーなー、とか思ったりもしたが、後半は結構慣れてきて楽しくなってきた。まだ編集とか校正とか色々あるけど。Web系の開発者に対して言いたいことをつらつらと書いてみました。こんないい加減な文章を書いている僕が、どんな本を書くのか、考えただけでも恐ろしかろう!発売は年末になるかと思うけど、皆さんよろしく!
燃えるPC (02/8/16)
仕事しようとマシンを立ち上げようとしたら電源が入らない。おっかしいなー、と数回ガチャガチャ押してたら突然「ジュー」とかいってモクモク煙が出てきた。電源が逝ってしまわれたらしい。近頃ほんとに暑いですね。
140億光年先の2〜3億年前 (02/8/10)
誕生して2〜3億年という「生まれたて」の銀河が発見されたらしい。が、その距離、地球から140億光年。ということは、実際には142〜143億年前に誕生した銀河ということでしょうか。
OpenOffice.orgにしよう (02/8/6)
以前ここでSunのStarSuiteというオフィススイートを紹介したことがある。StarSuite(英語版はStarOffice)はフリーのオフィススイートとして登場したが、結局有償になってしまった(日本語版はソースネクストから発売中)。しかしこれ自体はオープンソースであり、StarSuiteが有償となった今でも、このフリー版としてOpenOffice.orgという名称で開発が続いている。SunとOpenOffice.orgの関係はちょうどNetscapeとMozillaの関係のようなものだろうか。フォントやサポートは付かないが、通常はこれで十分だろう。ちょっと使ってみれば「もうOfficeは買わない」と決断する人は少なくないと思う。今回リリースされた1.0.1日本語版では、ヘルプまで含めて完全日本語化され、縦書きにも対応。OpenOffice.orgのいいところは、操作性についてMicrosoft Officeを基本的に踏襲しており、操作に悩まなくていいところ。たとえばGIMPやBlenderといったフリーソフトは優れたソフトだがWindowsに慣れたユーザーにとっては操作性に癖があって、とっつきにくい。そういう点でOpenOffice.orgは、入門書でも充実してくればかなり普及するような気がする。日本語版はOpenOffice.orgユーザー会でダウンロードできる。