BitArts Blog

ロードバイク通勤のRubyプログラマで伊豆ダイバー。の個人的なブログ。

潜水修行記(2/23-24) 減圧理論と法律と極寒ダイブ

この時期の箱根峠ルートは凍結するので小田原→熱海と海沿いの道を運転して行くのだが、今回思ったこと。「えらい自転車(ロード)増えたなー。」早川→熱海→熱海街道の間で朝なのに10台はいた。以前は1台として見る事はなかったのだが・・・。なんでこんなに増えてるの??

2/23(Sat) 勉強会

ちょっと小難しいような話に関する勉強会が開かれた。

  1. 体内窒素と減圧メカニズム
  2. 潜水後の高所移動
  3. ダイビングにおける法律問題

僕がDivestarを開発して過去のダイブプロフィールの分析結果を眺めていて非常に感じたことなんだけど、ダイブテーブルを使ったダイビングでは窒素溶け込み速度の速い組織にコントロールされるダイビングとなり、潜水計画通り浮上すれば窒素はほぼスッキリ抜けるのに対して、ダイブコンピュータによるダイビングでは潜水時間の後半になるほど溶け込みの遅い組織にコントロールされることになる。溶け込みの遅い組織は排出も遅いので、ここで溜まった窒素は簡単には抜けない。したがってダイブコンピュータの指示に違反した場合のリスクは相当にデカいことになる。ダイブコンピュータを使うにあたっては、その仕組み、つまり減圧理論を理解しておくことは非常に重要だと思う。

次は高所移動の話。東京在住の伊豆ダイバーは高所移動が避けられない。帰宅前の休息の重要性と、安全な帰宅ルートについて考えておく必要がある。

最後は、事故が起きてインストラクターやガイドが訴えられた場合にどういう結果になるかという話。消費者保護の傾向から厳しい判例が多いようだ。潜水前の危険告知の重要性について考える。

2/24(Sun) #422-423 大瀬崎 湾内

この日はポイント選定を任せられた。前日は春一番の強風。この日も西風で強い風が残りそうな予報だったので、無難な大瀬崎を選んだ。到着してみると予想通り外海は荒れていたので湾内で潜る。

前回とおなじようにラメと2人で順番にガイド練習。1本目はラメ。まず透明度が最悪。そして水温がめちゃくちゃ低い。魚もいない。かなり厳しい環境でのトレーニングとなり、ブリーフィング通りまわることができずEX。

2本目は僕のガイド。1本目で行けなかった第一漁礁へ行くとピカチュウ発見!
今回は潜りながら主要なガイドロープの角度を記録しておいた。

もう春濁りなんだろうか?でも水温が低すぎる。伊豆において1年の中で最も最悪コンディションのシーズンになってきました。

コメント

2008/2/26 03:44 from es

>12.2 ~ 12.5℃

(((( ;゚Д゚)))ブルブル