Apache + Tomcat 3.2.3のインストール
バージョン | Tomcat 3.2.3 | |
Apache 1.3.20 | ||
J2SE SDK 1.3.1 | ||
OS | RedHat 7.0J (Linux 2.2.16-22) | |
ホームページ | http://jakarta.apache.org/tomcat/ | |
ダウンロード | http://jakarta.apache.org/site/binindex.html (Tomcat) | |
http://java.sun.com/j2se/1.3/ja/download-linux.html (J2SE SDK 1.3.1) |
すでに4.0が出ているようですが、4.0ではApacheとの連携の設定方法が違ったりするようなので、とりあえず3.2の設定方法を書いておきます。
Apacheのインストール
まずはApacheをDSOサポート付きでインストールします。
$ tar xvfz apache_1.3.20.tar.gz $ cd apache_1.3.20 $ ./configure --enable-rule=SHARED_CORE --enable-module=so $ make $ su # make install
J2SE SDKのインストール
今回はGNUZIP Tar シェルスクリプト版からインストールします。もちろんRedHat系の方はRPM版でも構いません。
ダウンロードしたファイルをshで実行すると展開されます。
# sh j2sdk-1_3_1-linux-i386.bin
/usr/java/jdk1.3.1にインストールします。
# mkdir /usr/java # mv jdk1.3.1 /usr/java
~/.bash_profileなどで環境変数を設定しておきます。
export JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.3.1 export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin
とりあえずスタンドアロンでTomcatをインストール
/usr/local/tomcatにインストールするには以下のようにします。
# tar xvfz jakarta-tomcat-3.2.3.tar.gz # mv jakarta-tomcat-3.2.3/usr/local/tomcat
bin/ディレクトリ内の実行ファイルに実行属性が付いていないので、実行属性を設定します。
# chmod +x /usr/local/tomcat/bin/*
起動します。
# /usr/local/tomcat/bin/startup.sh
http://ホスト名:8080/ にアクセスできれば、okです。
停止するには以下のようにします。
# /usr/local/tomcat/bin/shutdown.sh
Apacheに組み込む
TomcatとApacheを繋ぐアダプタであるmod_jkをインストールします。mod_jkは、EAPI版と非EAPI版があります。mod_sslを使用していて明示的にEAPIサポートでApacheをコンパイルしていない限りは非EAPI版を使用します。
mod_jkは、このあたりでダウンロードできます。
mod_jk-noeapi.soをApacheのlibexec/にmod_jk.soというファイル名でインストールします。
# mv mod_jk-noeapi.so /usr/local/apache/libexec/mod_jk.so
Apacheのconf/httpd.confに以下を追加します。
Include /usr/local/tomcat/conf/mod_jk.conf-auto
TomcatとApacheを起動します。
# /usr/local/tomcat/bin/startup.sh # /usr/local/apache/bin/apachectl start
「http://ホスト名/〜」で普通にApacheのコンテンツにアクセスできつつ、「http://ホスト名/examples/jsp/」でJSPのサンプルにアクセスできれば、okです。
この設定では、Tomcatを起動するタイミングで、conf/server.xmlの設定内容に合わせて、conf/mod_jk.conf-autoが自動的に書き換わります。これにより、Apache側の設定を意識しないで済みます。